介護のお仕事 ~福祉用具編~
直接介護はしないけど、在宅介護を支える縁の下の力持ち!!
みなさんこんにちは(^_^)/葵一です。
今日は福祉用具レンタル・販売のお仕事のお話です。
介護で転職を考える皆様にはなじみが薄いかもしれません。
ですが、このお仕事、とても重要な介護のお仕事なんです(^_^)
このサイトは転職の時に最初に見るサイト(; ・`д・´)ビシ!
皆さんが本当に福祉用具の事業所で働く時の心構えや直面する事を
お伝えして行こうと思います。
利用者さんの生活を用具の力で助ける
福祉用具とは杖・歩行器・車椅子・介護用のベットといった利用者の方の
移動動作や起居動作を助けるために安い負担金でレンタルができる用具に
なります。
この際に物品を搬入、組み立て、使用方法の説明等をするのが
福祉用具専門相談員という資格を持った職員さんたちです。そのほとんどの方が初任者研修(ヘルパー2級)の資格を取得していることが多いです。利用者の方の体の動きや安全性を把握して福祉用具を提案するプロフェッショナルです。
物品の配達や点検、交換対応といった直接的に介護に携わることは無くても
在宅ケアを支える大切なお仕事になります。
用具のレンタル・販売以外にも、住宅改修と言って、各利用者の自宅の手すりの工事
やスロープの増築といった要望を市町村へ申請し「住宅改修費の申請」をサポート
たりすることもあります。特に、介護支援専門員と連携することが多く、現に私(葵一)も、何度も助けられた経験があります(^-^)
福祉用具事業所で働くメリット
①福祉用具に詳しくなる
福祉用具専門相談員になると福祉用具にとても詳しくなります。その知識を生かして
開業をしたり、就職した事業所が、用具の開発等を手掛けている場合は開発等の
仕事に移ったりすることもできます。
➁働く先が広がる。
福祉用具の知識を有し、その後福祉住環境コーディネーターとして働く先を広げる。
工務店や設計事務所で働く方もいます。就職した先が事業を行っている場合もあり
働く先を広げて、キャリア形成していくには良いと思います。
訪問入浴で働くデメリット
①用具の運搬や組み立てを一人で行う事も多い。
用具の組み立てや説明、契約といった内容を一人でこなすことが殆どな為
休憩がとりにくかったり、作成書類が多いといった内容があげられます。
肉体労働、書類作成業務も多く、事業所によっては、用具の点検作業も
担当エリアごとに行うといった大変さがあります。
②国家試験等の受験資格を得られない
介護福祉士取得、介護支援専門員資格の取得には実務経験というものが必要です。
その要件の中に、福祉用具レンタルの事業所で働いている間の、日数は入れること
ができません。ただし、事業所によっては介護施設を併設していて介護職としても
勤務していれば、介護の実務経験にカウントできます。
働くにあったって
実働時間や力仕事が多いイメージが付きやすい福祉用具専門相談員ですが、
用具についての幅広い知識をもって、様々な企業で働く場が増えるのも
この資格の良いところだと思います。介護に直接かかわらなくても、利用者さんの
生活を支える大切な仕事です。男性が働くことが多いですが、女性の方も近年
増えてきています。皆様が良い、介護ワークを送れることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。m(__)m